
アイルランド1部のシャムロック・ローバーズに所属する16歳FWビクター・オジアンブナが大きな注目を集めている。同選手は今年同クラブでトップチームデビューを果たすと、公式戦16試合に出場し、数か月後にはFAIカップで初ゴールも記録。2月にはUEFAカンファレンスリーグで史上2番目に若い出場選手となった実績も持つ。
UKメディア『The Standard』は、プレミアリーグのアーセナルが、オジアンブナの獲得でローバーズと合意に達したと伝えた。この移籍は総額約200万ユーロ(約4億円)170万ポンド(約3億4千万円)+出来高と伝えられ、オジアンブナは18歳となる2027年1月にアーセナルへ正式加入する予定だ。ローバーズ側は今回の移籍を「アイルランドサッカーにおける歴史的移籍」と表現し、2027年1月まで所属することを歓迎していると同メディアは伝えた。
オジアンブナは6歳からローバーズに在籍しており、同クラブはこの取引をアカデミーの成果として誇りにしている。オジアンブナ本人もインスタグラムで「少年の頃から応援してきたこの素晴らしいクラブと契約できて嬉しい。ここまで支えてくれた人々に感謝する」と喜びを語った。
また、アーセナルは公式声明で「オジアンブナの加入で合意した」と発表。クラブはユース年代での補強を強化しており、オジアンブナは最新のアカデミー加入選手となる。さらに「オジアンブナはアイルランドのユース代表選手であり、U-15からU-18までに9試合に出場している。近い将来の加入を楽しみにしている」とも説明した。
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