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日本代表招集外の三笘薫の負傷問題をブライトン監督が説明

三笘薫 写真:Getty Images

 プレミアリーグ第7節を前に、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンは、10月5日に行われるウルバーハンプトン・ワンダラーズ戦へ向けた準備を進めている。チームは9月28日に行われたチェルシーとの試合を3-1で制したが、その一戦で主力選手に不安が生じた。

 ブライトンの日本代表MF三笘薫は、チェルシー戦で打撲を受けた後に途中交代し、左足のスパイクを脱ぐ様子が確認された。UKメディア『SussexWorld』によると、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は会見で「三笘が出場可能かどうかは日ごとに見極めていく必要がある。確かに打撲を受けたが、チェルシー戦ではプレーできていた」と語り、ウルブス戦での起用について慎重な姿勢を示した。

 日本サッカー協会は最新の代表メンバーから三笘を外した。協会はブライトンおよび本人と連絡を取ったうえで判断したと明かしており、さまざまなメディアの情報によると日本代表の森保一監督も「代表のメディカル部門がクラブと情報を共有し、現状を確認した結果、招集しないことを決めた」と説明している。三笘は足首の負傷により、10月10日に市立吹田サッカースタジアムで行われるパラグアイ戦と、14日に味の素スタジアムで行われるブラジル戦を欠場する。

 今2025/26シーズンの三笘はこれまでプレミアリーグ全6試合に先発出場しており、1ゴール1アシストを記録しているものの、本来の調子を取り戻せていないように見受けられる。ウルブス戦に間に合わない場合、チェルシー戦後半で左サイドを務めたFWヤンクバ・ミンテが代役候補と見られている。