プレミアリーグ アーセナル

アーセナルはウェストハムとの対戦を前に、新たな負傷者の心配に直面

ガブリエウ・マガリャンイス 写真:Getty Images

 プレミアリーグのアーセナルは、10月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のオリンピアコス戦で2-0で勝利を収めた。ホームのエミレーツ・スタジアムで戦ったこの試合は、アスレティック・ビルバオ戦(2-0)に続く連勝となり、CLの舞台で着実に勝ち点を積み重ねた。だが、試合終了時には祝賀一色とはならず、主力選手の状態に不安を残したようだ。

 その懸念は、5日に行われるプレミアリーグのウェストハム・ユナイテッド戦を前に浮上した。オリンピアコスとの試合中、アーセナルのDFガブリエウはGKダビド・ラヤとの接触でピッチ上に倒れ、治療を受けた後に不快感を覚えて途中交代した。

 UKメディア『FourFourTwo』によると、アーセナルのミケル・アルテタ監督は試合後にコメントを残し、「大丈夫だと思う。前半に何かを感じたようだ。たぶん蹴られたのだと思うが、正確には分からない。後半も続けられたが、リスクを冒す必要はないと判断した」と説明した。同監督は「ガブリエウは多くの試合に出場しており、長期離脱から戻ったばかりなので、慎重に対応する必要がある」とも語り、選手の起用に配慮する姿勢を示した。

 ガブリエウは4月にハムストリングを負傷し、夏まで戦列を離れていた経緯がある。そのためアルテタ監督が早めに同選手の状態を伝えたことが注目されたようだ。

 今2025/26シーズンのアーセナルは既にMFブカヨ・サカ、MFマルティン・ウーデゴール、DFウィリアム・サリバ、FWノニ・マドゥエケらの欠場を経験しており、さらなる主力の離脱は避けたい状況にある。ただし今2025年夏に加入したDFクリスティアン・モスケラは、先月サリバの代役を務めたように、仮にガブリエウが離脱した場合でも代役を務められる。