
アルビレックス新潟からスコットランド1部セルティックへ完全移籍したばかりのDF稲村隼翔は、新天地で構想外に。Bチームへの降格による飼い殺しも報じられる中、ブレンダン・ロジャーズ監督が同選手の現状に言及している。
稲村は今季ここまでスコットランド1部リーグ戦で1試合の出場にとどまっており、2025年夏の移籍ウィンドウ最終日にはイングランド2部バーミンガム・シティからの関心が報じられたものの、期限付き移籍は実現せず。9月以降は一度も公式戦のピッチに立っておらず、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の登録メンバーからも外れている。
また、9月24日にはトップチームはELグループステージの一戦に臨んでいる裏で、Bチームに帯同。KDMエボリューショントロフィーでスタメン出場しているが、トップチームで出場機会がないだけに、Bチームでのプレーが続くとみられる。
そんな稲村について、ロジャーズ監督はクラブ公式チャンネル『セルティックTV』のインタビューでこう語っている。
「彼は一生懸命に、そして良い状態でトレーニングを続けている。もしプレーするチャンスが訪れたら、可能な限り最高のコンディションで臨むだろう。他にも優秀な選手がいるが、稲村も懸命に努力している優秀な選手だ。チャンスが巡ってきたら、良いプレーをしてくれるはずだ」
この指揮官のコメントを受けて、現地メディア『セルティックスター』は「ロジャーズ監督はシーズン序盤で実績のある選手を好んで起用している。ただ、稲村はセルティックの長期計画に含まれている。サポーターは稲村がトップチームで活躍するのを見るまで辛抱強く待つ必要がある」と伝えている。
コメントランキング