
プレミアリーグのアーセナルは、9月29日にアウェイのセント・ジェームズ・パークでニューカッスル・ユナイテッドとの試合に臨み、終盤に劇的な展開を見せ2-1で勝利した。敗戦濃厚な展開に思えたが、交代出場の選手たちが劇的な逆転勝利に大きく貢献した。
この試合は今2025/26シーズン第6節として行われ、アーセナルは後半84分にスペイン代表MFミケル・メリノが同点ゴールを挙げ、後半アディショナルタイム96分にはブラジル代表DFガブリエウが決勝ゴールを記録した。アーセナルは直近2試合連続でニューカッスルに勝利し、苦手としていたチームを相手に結果を残すと同時に、首位リバプールとの差を2ポイントに縮めた。
同試合後、アーセナルのミケル・アルテタ監督は交代選手の働きを高く評価したとUKメディア『LondonWorld』が伝えた。アーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリについて「投入直後から脅威を示した」と語り、フランス代表DFウィリアン・サリバについては「45分間のプレーで傑出していた」と称賛した。さらにアーセナルの主将ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの復帰後の貢献や、メリノがボックス内で大きな脅威となり勝利を決定づけた点を挙げ、全員に賛辞を送った。
また同メディアによると、アルテタ監督は、逆境をはね返したチームの姿勢についても言及した。「過去から学び、苦い経験を生かさなければならない。今シーズンの序盤に難しい経験を数多くしてきた中で、我々がどんなチームなのかを示す機会だった。チームはそれを見事に示した」と強調した。
さらにクリスタル・パレスがリバプールを破ったことでアーセナルは首位との差を縮めることができたが、アルテタ監督はあくまでこの試合そのものに焦点を当てた。「我々にはさまざまな試合に対応でき、説得力のある勝利を収められる自信がある。今日は最も難しい会場のひとつだったが、チームは試合を別のレベルに引き上げた」と語り、ニューカッスルの戦いぶりに敬意を示しつつ、自軍の成果を誇った。
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