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「ストレスが溜まる」日本代表の菅原由勢、ブレーメンで落ち着けない理由を説明

菅原由勢 写真:Getty Images

 EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のサウサンプトンに所属していた日本代表DF菅原由勢は、昨2024/25シーズンにクラブの右サイドで主に起用されていたが、チームは長らく最下位に沈み、4月にプレミアリーグからチャンピオンシップ降格が決定。クラブを去る選手が相次ぐ中で、菅原もローン移籍での退団を選んだ。

 菅原は8月末になってようやく移籍先が決定した。移籍決定まではイングランド2部で数試合に出場していたが、ブンデスリーガのべルダー・ブレーメンがローン移籍での獲得に動き、さらに今2025/26シーズン終了後の買い取りオプションも設定され移籍を果たした。ブンデスリーガでの挑戦は開幕から3試合に先発しており、直近ではフライブルク戦に出場したものの0-3で敗れ、75分に交代している。

 その一方で、菅原は新天地での生活面に苦しんでいると明かした。ドイツメディア『Bild』によれば、菅原はまだアパートが見つからず、外食を続けざるを得ない状況が精神的な負担となっているという。本人は「まだアパートが見つかっていない。ここではとても難しい。常に外食しなければならなくて、それでストレスが溜まる。リラックスして料理ができるアパートが欲しい」と語っている。

 さらに菅原はパフォーマンスについても触れている。「レバークーゼン戦(3-3)とボルシア・メンヒェングラートバッハ戦(4-0)のチーム加入から最初の2試合には満足していた。しかしフライブルク戦は自分にとって受け入れがたい内容だった」と振り返っており、プレーと生活環境の双方で課題を抱えている状況が浮き彫りになっている。