
プレミアリーグ、ブンデスリーガ、ラ・リーガなど欧州5大リーグでは、今季も多くの日本人選手が活躍。FIFAワールドカップ北中米大会における日本代表の躍進も期待されているが、一部ではMF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF三笘薫(ブライトン)に関する不安材料が報じられているほか、MF堂安律(アイントラハト・フランクフルト)の順調ぶりもフォーカスされている。
海外メディア『DeadBall TV』は9月21日、韓国代表MFイ・ガンイン(PSG)、三笘、久保、ヨルダン代表FWムーサ・アル=ターマリ(スタッド・レンヌ)の名前を挙げた上で、「アジアのエリートウィンガーは現在、本当に理想的なクラブ環境にいるのだろうか?」と疑問を投げかけると、「堂安だけが理想的だ。良いクラブ環境でプレーできている」と伝えている。
その上で、三笘と久保に関して「彼らは毎節スタメン出場しており、決してクラブ環境は悪いわけではない。しかし、プレースタイル、クラブの強さ、チーム内での役割などを踏まえると、決して理想的な環境にいるとは言えない」と不安材料を強調。さらにパフォーマンスを向上させる上での選択肢のひとつとして、移籍の必要性を説いている。
久保は再三にわたりビッグクラブからの関心が報じられたものの、2025年夏もソシエダに残留。今季ここまでラ・リーガ5試合の出場で1ゴールを挙げているが、チームは2分3敗と18位に沈んでいる。
三笘も久保と同じく、ステップアップ移籍の可能性が報じられたが、ブライトンに残留。今季ここまでプレミアリーグ5試合の出場で1ゴール1アシストを挙げているが、持ち味である突破力は影を潜めている。
一方、堂安は2024/25シーズンまでSCフライブルクの主力選手として活躍。同シーズンに2桁ゴールをマークすると、シーズン終了後にアイントラハト・フランクフルトへ完全移籍。今季ここまでブンデスリーガ4試合の出場で2ゴール1アシストと、新天地で早速結果を残している。2026年夏にW杯を控える中、森保ジャパンの主力選手である三笘と久保はチーム事情等に左右されるような不安材料を抱えている。
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