
プレミアリーグのリバプールは欧州の大会と国内リーグで圧倒的な成績を維持している一方で、過密日程の影響からローテーションの実施が必要な局面を迎えている。チームは6日間でバーンリー、アトレティコ・マドリード、エバートンを相手に戦い、最初の過密スケジュールを乗り切った。
アメリカメディア『VAVEL』によると、リバプールのアルネ・スロット監督は9月24日に行われるカラバオ・カップのサウサンプトン戦に向けて「ラインナップは完全に変わる」と述べ、主力の休養を明言したようだ。
GKアリソン・ベッカー、DFフィルジル・ファン・ダイク、DFイブラヒマ・コナテ、MFライアン・フラーフェンベルフ、MFドミニク・ソボスライ、FWモハメド・サラーは3試合連続で先発しており、休養の対象になると見られている。同メディアによると、同監督は「多くの試合をこなせるが、時には休みが必要だ。代表戦でも2試合出場している選手も多い」と強調した。
スロット監督は昨2024/25シーズンにリバプールをカラバオ・カップ決勝へ導いたが、ニューカッスル・ユナイテッドに1-2で敗れた。さらに8月11日にウェンブリーで行われた対クリスタル・パレスとのコミュニティシールドでもPK戦の末黒星を喫している。それでも「我々は全ての大会を軽視しない。常に勝利を目指す」と語り、全てのコンペティションで頂点を狙う姿勢を示している。
今回のサウサンプトン戦では新戦力や控え選手の起用が予想される。FWウーゴ・エキティケ、FWアレクサンダー・イサク、GKギオルギ・ママルダシュビリ、DFジョバンニ・レオーニ、日本代表MF遠藤航らが出場機会を得る見込みだ。スロット監督は「彼らも試合に出る必要がある。出場機会がなければ練習試合を組んでいたかもしれない」と述べ、控え組の重要性を強調したと同メディアは伝えた。
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