Jリーグ サンフレッチェ広島

元柏レイソル・横浜FM・広島ジュニオール・サントスが中東移籍か!移籍金10億円超

ジュニオール・サントス 写真:Getty Images

 かつて柏レイソル、横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島でプレーしていたブラジル人FWジュニオール・サントスは現在、同国1部アトレチコ・ミネイロに在籍しているが、ここに来て中東移籍の可能性が浮上。10億円規模の移籍金が発生する見込みだという。

 サントスは2024シーズンまでMF本田圭佑の古巣ボタフォゴFRでプレー。主力選手として活躍し、ブラジル1部リーグとコパ・リベルタドーレス(南米選手権)のタイトルを獲得した後、トルコ1部トラブゾンスポル移籍の可能性が報じられたものの、2025年1月にアトレチコ・ミネイロへ移籍している。

 アトレチコ・ミネイロの一員として迎えた2025シーズンは、ここまでブラジル1部リーグ戦15試合の出場で2ゴールにとどまっているが、中東方面から熱視線が注がれているという。

 欧州や中東の移籍市場に精通しているジャーナリストのエクレム氏は、21日に「UAE1部アル・ワフダFCがサントスの争奪戦でリード」とリポート。アル・ワフダFCの用意している移籍金を「500~600万ユーロ(約8億6,800万円~ 約10億4,300万円)」とした上で、「ボタフォゴFRはレンタルでの再獲得を2度試んだが、いずれのオファーも拒否された。アトレチコ・ミネイロは完全移籍による放出を望んでおり、アル・ワフダFCは要求額を満たす可能性がある」と伝えている。

 現在30歳の同選手は、2019年7月に柏へ完全移籍。来日1年目は出場機会に恵まれなかったものの、2020シーズン途中に横浜FMへ期限付き移籍すると、J1リーグ戦22試合の出場で13ゴールと本領発揮。2021年から約1年半にわたり広島でプレーした後、ボタフォゴFRへ移籍している。

 その後は2023年1月にフォルタレーザECへ移籍したものの、わずか2か月でボタフォゴへ復帰。2024シーズンはリーグ戦24試合の出場で4ゴール1アシストを挙げると、コパ・リベルタドーレスでは11試合の出場で10ゴールをマーク。2冠達成に大きく貢献した。