
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、昨2024/25シーズン終盤から続いた低迷を払拭するため、今2025年夏に積極的な補強を実施した。クラブは総額2億3000万ポンド(約459億円)を投じ、FWブライアン・ムベウモ、FWマテウス・クーニャ、FWベンヤミン・シェシュコ、GKセネ・ラメンズらを獲得し、大幅な選手の入れ替えを行った。
その一方で、FWマーカス・ラッシュフォードは、ユナイテッドのルーベン・アモリム監督の構想外とされ、今2025/26シーズンはラ・リーガの強豪バルセロナへレンタル移籍している。
ユナイテッドでクラブ通算138ゴールを記録していたラッシュフォードは、移籍先のバルセロナでハンジ・フリック監督から「信じられない」と称賛され、存在感を示しているとUKメディア『Daily Star』が報じた。
ラッシュフォードは2024年12月のマンチェスター・シティ戦を前にFWアレハンドロ・ガルナチョ(現チェルシー)と共にメンバーから外され、翌1月にアストン・ビラへレンタル移籍。そこで復調を果たし、今夏にオールド・トラフォードへ復帰したが、アモリム監督から放出対象とされた5人の1人に含まれた。
さらに、FWアントニー(レアル・ベティス)、FWラスムス・ホイルンド(ナポリ)、ガルナチョを含む複数の選手が今夏にユナイテッドを退団した。
そんな中、チームに残留したDFハリー・マグワイアとDFルーク・ショーには、ユナイテッドのOBポール・スコールズ氏(2013年引退)から厳しい言葉が向けられていると同メディアは伝えた。
マグワイアは今シーズンリーグ戦で41分しか出場できておらず、ショーは全試合に出場しているものの、2014年加入以降29回の負傷歴がある。
スコールズ氏は「ショーは40歳の身体のようだ。本来なら世界最高の左サイドバックになれたが、今は左センターバックを務めている。もはやクラブに残るべきではない」と指摘。
さらに同氏は「マグワイアも売却の好機を逃した」と述べ、2000万〜3000万ポンド(約40億~60億円)を得られた可能性があったと古巣の判断を批判した。
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