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ウェストハム退団でフリー。23歳DFがJリーグ移籍拒否していた!獲得狙ったクラブは?

ウェストハム・ユナイテッド 写真:Getty Images

 かつてプレミアリーグ所属ウェストハム・ユナイテッドに在籍していたブラジル人DFルイゾンに、Jリーグ移籍の可能性があった模様。海外複数クラブとの争奪戦の末に敗れたという。

 現在23歳のルイゾンは、左利きのセンターバック。ブラジル1部サンパウロの下部組織出身であり。2023年1月にウェストハムへ移籍していた。そのウェストハムでは、主にU21チームでプレーしており、セカンドチームによるプレミアリーグで通算45試合出場4ゴール1アシスト。トップチームでの出場機会は無かった。

 2025年2月にはウェストハムからポゴニ・シュチェチンへレンタル移籍したが、ポーランド1部リーグ戦でも4試合の出場。プレータイムを確保できず、同年6月に期限付き移籍期間満了により退団すると、ウェストハムも去り、フリーとなっている。

 ブラジル人の移籍情報に精通しているフェリペ・シウバ記者は、9月17日に「ルイゾンはブラジル1部、2部、それに国外クラブと交渉中」とした上で、同選手の移籍先候補についてこう伝えている。

 「彼は(イングランドの)移籍期間終了前に、ウェストハムとの契約を解除したため、今週末までにブラジル国内クラブと契約を結ぶことが可能だ。すでに日本や韓国からのオファーを却下しており、メキシコ国内クラブと契約寸前だったが、クラブ側が外国人枠を確保できなかったため破談に終わった。現在はUAE国内クラブと交渉中である」

 Jリーグ移籍を拒否したとみられるルイゾン。日本の新加入選手の登録期間はすでに終了しているが、どのクラブがこの有望株の獲得に動いていたのか、現時点では報じられていない。