
北海道コンサドーレ札幌所属MF荒野拓馬は、9月13日開催の明治安田J2リーグ第29節いわきFC戦で一発退場。試合中に自身に対するSNSでの誹謗中傷投稿に反応したことで注目を集めているが、SNS上での新たな行為により、再び話題になっている。
荒野は1-0と札幌リードで迎えた36分、左サイドで抜け出したDF五十嵐聖己に対してスライディングタックル。足が五十嵐の右足首に入ると、主審からレッドカードを提示される。このシーンについて、インターネット動画配信サービス『DAZN』で解説を担当していた札幌OBの曽田雄志氏は「足の裏が出ていたんだろう」と判定に対する見解を述べていた。
一発退場となった荒野だが、後半途中に自身を標的としたXでの誹謗中傷投稿に「いいね」で反応。スクリーンショットが拡散され、波紋が広がっていたが、スクリーンショットの投稿主が同選手からブロックされたことを報告。このブロック行為に対しても、ファン・サポーター等の間で様々な意見が湧き起こっている。
なお、札幌は荒野が退場した後、44分に同点ゴールを許すと、後半キックオフ早々に再び失点。50分にFWマリオ・セルジオがレッドカードを貰うと、その後に3度ゴールネットを揺らされ、1-5で敗れている。
荒野の一連の行動は、ピッチ内外での振る舞いが選手自身の評価やチームへの影響に直結することを改めて浮き彫りにしている。もちろん誹謗中傷は許されないことが、同選手の今季残り試合でのパフォーマンスや振る舞いに注目が集まりそうだ。
コメントランキング