
町田ゼルビアのサポーター団体は、2025/26シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)参戦に関連した募金活動を実施。9月16日のリーグステージ初戦を前に、12日開催のJ1リーグ・横浜FC戦からスタートしたが、わずか1日で終了したという。
町田の応援情報を告知する「町田応援info」は11日、公式Xアカウントにて「ACL募金ご協力のお願い」を題した声明を発表。募金目的を「ACLEの海外遠征にあたり、私たちは現地のスタジアムでも選手たちと変わらぬサポートをしたいと考えています。海外遠征では、横断幕や太鼓などの応援道具の運搬や準備に多くの費用がかかります」など説明し、使用用途を「応援道具の運搬費、メッセージ幕の作成費用、スプレー・養生テープ・紐等の備品代など」としていた。
寄付金額は「1口1000円~」、目標金額は50万円に設定された募金活動は、横浜FC戦のスタジアム開場からアップ前頃、応援終了後にカテゴリー3階段上、バックスタンド裏、ゼルビアゲート内で受け付けた模様。9月27日開催のファジアーノ岡山戦でも実施予定だった。
しかし、「町田応援info」は13日に「募金終了のお知らせ」と題した声明を発表。「目標金額に達したため、募金は9月12日をもちまして終了いたします」と早期終了の理由を説明するとともに、「皆さまのご理解ご協力に重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました」と協力者等に感謝の思いを伝えている。
この募金活動を巡っては、町田の試合運営管理規定 第4条(禁止行為)の7号で「商行為、寄付金の募集、広告物の掲示等の行為」が禁止事項に定められているだけに、一部で違反行為である可能性が指摘されていた。しかし、「町田応援info」は「本活動はクラブの許可を得た上で実施しております」と、実施前にクラブとの間で調整したことを強調している。
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