Jリーグ

育成型期限付き移籍が実現しそうなJ1若手選手4選【2025】

郡司璃来(市立船橋高校所属時)写真:Getty Images

郡司璃来(清水エスパルス)

市立船橋高校(千葉県)から2024シーズンに清水エスパルスへ加入したFW郡司璃来。高校2年時にはU-17日本代表としてHiFA 平和祈念 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカーに出場。同3年時にはSBSカップ国際ユースサッカー2023に出場するなど、常に高校世代を代表するストライカーとして名を連ねていた。

郡司は相手DFとの巧みな駆け引きで背後を取る技術や細かいボールタッチでゴール前まで運ぶドリブルに優れ、将来的には日本代表を背負う快速ストライカーとして期待されている。

ルーキーイヤーとなった昨シーズンはリーグ戦7試合に出場したが、今シーズンはここまでリーグ戦1試合に出場し1ゴールに留まり、出場機会が激減している状況だ。本人の意思次第ではあるが、チームとしては育成型期限付き移籍で実戦経験を積ませたいと考えていてもおかしくないだろう。

下部リーグでの需要も十分あるだけに、今後の動向に注目したいところだ。


名和田我空 写真:Getty Images

名和田我空(ガンバ大阪)

神村学園高校(鹿児島県)から今シーズン、ガンバ大阪に加入したFW名和田我空。高校2年時には、U-17日本代表に選出され、2023年のU-17アジアカップで大会MVPと得点王のダブル受賞を達成している。さらに今冬には、イギリスの大手新聞『ガーディアン』が選ぶ「世界の有望選手60名」にも名を連ねるなど、国内外から大きな注目を集める逸材だ。

今年2月14日に行われたセレッソ大阪との開幕戦(2-5)では、高校3年生ながら開幕スタメンに抜擢。惜しくもゴールには至らなかったが、ボレーシュートや華麗なワンタッチパスでチームの攻撃を活性化させる戦いぶりには驚かされた。

今シーズンは公式戦6試合の出場に留まり、思うような結果は残せていない。5月21日に行われたジュビロ磐田とのカップ戦(1-2)を最後にチームでの出場機会がなく、厳しい状況が続いている。

下部リーグであれば、昇格争いや残留争いの切り札として、名和田の獲得を望むクラブはありそうだ。

ページ 2 / 2

名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉、FCバルセロナ

私ならではの視点から皆様に情報を発信していきたいと考えておりますので何卒宜しくお願いいたします。

筆者記事一覧