
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで15位とクラブワースト記録を更新。今夏にはカメルーン代表FWブライアン・ムベウモやブラジル代表FWマテウス・クーニャなど大型補強を敢行した。
スペイン『Fichajes』によれば、カラバオカップでは2回戦で4部のグリムズビーにPK戦の末に敗れるなど、依然低空飛行が続いているユナイテッドは、守備強化を画策している模様。そのターゲットとしてアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)のスペイン代表DFダニ・ビビアンの獲得に興味を持っているという。
ビルバオ下部組織出身のビビアンは2020年夏にトップチーム昇格を果たすと、ミランデスへのレンタル移籍を経験。ビルドアップ能力の高さや、対人守備の強さを武器にクラブのコパ・デル・レイ制覇などに貢献するなど、主力の地位を確立した。
そのビビアンはビルバオと2032年夏までの長期契約を結んでいるものの、契約解除金は4000万ユーロ(約69億円)に設定されているとのこと。この金額はプレミアリーグのクラブにとっては手頃な金額となっているようだ。
なお、スペイン代表として9キャップを刻むビビアンにはニューカッスル・ユナイテッドや、アストン・ビラも目を光らせているという。ルベン・アモリム監督は結果が出ていないものの、3バックを使い続けているなかで、ユナイテッドは獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。
コメントランキング