
サッカー日本代表「森保ジャパン」はFIFAワールドカップ北中米大会での優勝を目指すなか、日本時間9月10日開催の国際親善試合で、FIFAランキング上位のアメリカ代表に0-2で敗北。DF関根大輝(スタッド・ランス)やFW前田大然(セルティック)など、メキシコ戦でベンチスタートだった選手がスタメン出場したが、とある海外メディアがアメリカ戦出場選手のパフォーマンスに基づいたワースト3選手を挙げている。
日本人選手や日本代表などに詳しい海外メディア『Jリーグインサイダー』は試合後、アメリカ戦における日本代表の「ワースト3」をリストアップ。3位に左サイドでプレーした前田、2位に中盤センターでスタメン出場のMF藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)、1位に関根を挙げている。
海外サイト『Sofascore』によると、62分までプレーしいた前田は、3度クロスを供給もすべて失敗。シュート本数はゼロと攻撃面で存在感を発揮できなかった一方、デュエルでは10回中7回勝利。ベテランのDF長友佑都(FC東京)が左センターバックでスタメン出場したことによる攻撃面への影響も考えられるところだ。
藤田は62分までプレーしたが、デュエルで6回中2回の勝利にとどまるなど、球際での勝負弱さを露呈。5度のボールロストを記録したほか、ボールホルダーに対する寄せが甘い場面も。現時点でMF遠藤航(リバプール)、MF守田英正(スポルティングCP)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)からのレギュラー奪取は厳しい印象だ。
関根は前半、3バックの右でプレーし、後半からは4バックの一角に入ったが、FWクリスチャン・プリシッチ(ミラン)らを擁するアメリカ代表攻撃陣の前に苦戦。フィジカル勝負で負ける場面もあっただけに、現在負傷離脱中のDF冨安健洋(無所属)、DF伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)、DF町田浩樹(ホッフェンハイム)との差を埋めることはできていない。
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