
サンフレッチェ広島所属の元フランス代表FWヴァレール・ジェルマンは、今季限りで現役引退する模様。9月7日開催のYBCルヴァンカップ・プライムラウンド準々決勝の第2戦で、湘南ベルマーレから決勝ゴールを挙げているが、ルヴァンカップやJ1リーグが自身のキャリアにおいて最後のタイトルになるかもしれない。
Jリーグの事情に詳しいジャーナリストのリオネル・ピケ氏は、9月2日にジェルマンとの面会を明かしているが、「ジェルマンは最後のタイトル獲得を目指している!?今季限りで引退するフランス人選手は、J1優勝に向けて戦っている」とリポート。同選手との対談内容は近日中に公開されるという。
現在35歳のジェルマンは、かつてASモナコやニース、オリンピック・マルセイユ、モンペリエと、フランス国内クラブでプレー。日本代表DF酒井宏樹(現オークランドFC)やフランス代表FWキリアン・エムバペ(現レアル・マドリード)とともにプレーしており、リーグアンで通算313試合出場61ゴールと実績を積み重ねてきた。
また、2023年夏にモンペリエを退団してマッカーサーへ移籍すると、加入1年目からオーストラリア1部リーグ27試合の出場で12ゴールをマーク。2024/25シーズンも絶対的ストライカ-として活躍していたが、2025年2月9日開催のウェスタン・ユナイテッド戦で、判定を不服として卑猥なジェスチャーで審判を侮辱。2月27日に広島への移籍が決まっている。
AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝第1戦で出場資格がないにも関わらず、ピッチに立ったことでも注目を集めたジェルマン。2025シーズンのJ1リーグ戦16試合の出場で1ゴール1アシストと、スーパーサブという立ち位置にあるが、J1・ルヴァンカップのタイトルを獲得してスパイクを脱ぐことになるのだろうか。
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