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守田英正がスポルティング退団へ!20億円からフリーに。プレミア移籍破談の裏側も判明

守田英正 写真:Getty Images

 日本代表MF守田英正はプレミアリーグ移籍を望む中、2026年のFIFAワールドカップ北中米大会までにポルトガル1部スポルティングCPを退団することが決定的に。契約延長は行われない見込みだが、2025年夏に移籍が実現しなかった裏側が明らかになっている。

 守田の去就を巡っては、ポルトガル『Leonino』が6月下旬にウルバーハンプトン・ワンダラーズ、MF田中碧擁するリーズ・ユナイテッド、トルコ1部ベシクタシュからの関心を報道。スポルティングとの契約期間が残り1年であるだけに、今夏移籍が有力視されていたが、欧州主要リーグの移籍ウィンドウ最終日までにスポルティングを退団することはなかった。

 ポルトガル紙『ア・ボーラ』は9月7日、守田の今後について「彼とスポルティングの契約は来夏に終了する」とリポート。契約延長の可能性がほぼゼロである現状を伝えた上で、「彼はこの夏、プレミアリーグ移籍を望んでいた。オファーは届いたが、スポルティングが求める1000万ポンド(約20億円)には達しなかった」と今夏残留に至るまでの過程も明らかにしている。

 また、同メディアは「彼は契約期間が残り1年未満だ。チームの目標達成に貢献し、今季限りで退団するということでクラブと合意している」と、日本人ミッドフィルダーのプロフェッショナルさにもあわせて触れている。

 守田は2022年7月からスポルティングでプレー。中盤センターの主力選手として活躍し、ポルトガル1部リーグ優勝に貢献するなど、実績を積み重ねている。ただ30歳という年齢とスポルティングが要求する移籍金額が、プレミアリーグ移籍に向けての大きな障害となったようだ。