
旗手怜央
在籍期間:2022-現在
出場試合数:142
得点:27
現在のセルティックで最も替えの利かない選手と言えば日本代表のMF旗手怜央だろう。視野の広さを武器に短長織り交ぜた正確無比なパスに加え、ここぞという時に見せる強烈なミドルでの得点力はワールドクラスと言っても差し支えないだろう。
その実力はスコティッシュ・プレミアシップのみならず、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の強豪相手にもいかんなく発揮されてきた。相手からの厳しい守備により故障や活躍にムラがあるのも事実だが、常に移籍の噂が絶えないほど、他クラブからの注目を浴びている。クラブの中盤を司る指揮者として2025/26シーズンの活躍にも期待が高まる。

前田大然
在籍期間:2022-現在
出場試合数:158
得点:62
近年のセルティックで最も成功した補強の1人が日本代表FW前田大然だろう。昨2024/25シーズンは全コンペティションを通じて51試合に出場し33ゴール12アシストを記録。クラブの個人賞を総なめにした。
プレミアリーグを筆頭に複数クラブからの関心も伝えられているが、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、前田が再びチームの中心選手として活躍してくれることを期待しているはずだ。

中村俊輔
在籍期間:2005-2009
出場試合数:159
得点:31
セルティック初の日本人選手となった中村俊輔(2022年引退)は、まさにクラブの伝説的存在だ。この日本が誇るレフティーは、セルティックで数え切れないほどの美しい瞬間を築き上げた。その中で最も印象深いシーンと言えば、2006/07シーズンのCLグループリーグでプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド相手に魅せた2試合連発の美しいフリーキックである。このゴールは現地グラスゴーで今もなお語り継がれており、セルティックサポーターなら誰もが記憶しているだろう。
在籍していた4シーズン中の活躍は華々しく、今でもクラブから温かく迎え入れられるレジェンドだ。中村の功績は単なる有能な選手としての評価のみならず、その後の同クラブにおける日本人選手たちの活躍へ扉を開くことにもつながった。

古橋亨梧
在籍期間:2021-2025
出場試合数:165
得点:85
日本代表FW古橋亨梧(現バーミンガム・シティ)は、セルティックでレジェンドと称される元スウェーデン代表ヘンリク・ラーション(2009年引退)以来のストライカーと評されるほどの活躍を見せた。並外れた得点能力と170㎝の小柄な体から繰り出されるダイナミックなプレーでサポーターからも愛されている。
チームの絶対的なエースとして君臨してきた古橋。ポステコグルー監督からロジャーズ監督に交代した2023年の夏以降から徐々に調子を落としたが、その中でもエースとして要所の試合では結果を残してきた。2025年1月にリーグ・アン(フランス1部)のスタッド・レンヌへ突如移籍。フランスでは苦戦し、2025年夏にEFLチャンピオンシップのバーミンガム・シティへ加入した。
古橋は現在もセルティックサポーターから熱い支持を受けており、再び輝きを取り戻すことを期待されている。
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