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宣伝効果抜群!?熱心なJクラブのサポーター芸能人まとめ

谷原章介(左)小嶋陽菜(中)常田真太郎(右)写真:Getty Images

J1の清水エスパルスは、4月11日、落語家の春風亭昇太氏を、同クラブの「チーフ・エンターテインメント・オフィサー(CEO)」としてアンバサダーに任命することを発表した。

『笑点』(日本テレビ系)の司会を務め、落語芸術協会会長も務める昇太氏は、静岡県清水市(現静岡市清水区)出身で、高校サッカーの名門である東海大一高(現東海大翔洋高)出身だ。スケジュール次第ではすぐにでも応援に行けるよう、常に清水のユニフォームやマフラーを持ち歩いているという。

そのチーム愛は清水がJ2を戦っている時でも変わらず、昨2023シーズン12月2日のJ1昇格プレーオフ決勝・東京ヴェルディ戦(国立競技場/1-1)当日は、高座を休んで応援に駆け付けたという。J1復帰を果たした今2025シーズンも束の間の休日を利用して、3月16日のガンバ大阪戦(パナソニックスタジアム吹田/0-1)の応援に訪れている。

ブログを通じ“エスパルス愛”を伝え続けている昇太氏は、清水の公式サイトで「基本的にエスパルスさんからの依頼は“何でもやる”を信条にしているので快諾しましたが、まだ何をすればいいのかは分かってはいません。でも頑張ります!」とコメントした。

完全プライベートで応援を続け、その長年の功績がクラブ側に認められたことで今回の任命に至った昇太氏。仕事の延長線上として応援する“ビジネスサポーター”とは違い、仕事に直接繋がらなくとも、贔屓のクラブを純粋に応援し続けている芸能人も多い。

ここではそんな芸能人を挙げつつ、彼ら彼女らのクラブ愛を紹介したい。

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小嶋陽菜 写真:Getty Images

小嶋陽菜(元AKB48)/浦和レッズ

元AKB48の「こじはる」こと小嶋陽菜氏は、埼玉県浦和市(現さいたま市浦和区)出身。親が浦和レッズの年間シートホルダーだったこともあり、大原練習場にも足を運ぶほどの熱心なサポーターだ。

その浦和愛とサッカーへの情熱は、2013年にさいたま市観光宣伝部長に就任した際にも反映されており、浦和の応援が彼女のアイデンティティーの一部であることが伺える。

アイドルという職業柄、大っぴらに浦和サポをアピールすることはなかったが、AKB卒業後は自身のファッションブランド「Her lip to」を立ち上げて成功を収めたこじはる。浦和がタイトルを獲得する度に喜びのコメントをSNSで発信するなど、そのクラブ愛は不変のようだ。


桐谷美玲 写真:Getty Images

桐谷美玲(俳優・モデル)/ジェフユナイテッド市原・千葉

2005年に「千葉ナンバーワン美少女」として高校1年生の時にスカウトされ、いきなり映画デビューを飾り、集英社の『Seventeen』専属モデルとしても活躍した桐谷美玲氏。仕事と並行しながらフェリス女学院大学に進学し、7年かけて卒業した才媛でもある。

そんな彼女はジェフユナイテッド市原・千葉のファンである家庭に育ったことでサポーターとなった。人気芸能人でありながら一般のファンとは接触しないで済む特別シートではなく、友人と共にゴール裏でチャントを歌い、飛び跳ねながら応援する“ガチサポ”なのだ。

2010シーズン以降、J2で15年目のシーズンを過ごしている千葉だが、桐谷氏のジェフ愛は不変のようで、ユニフォームを着込み、フクダ電子アリーナで応援する様子をブログにアップするほどの筋金入りだ。

2018年に俳優の三浦翔平氏と結婚し、2020年には男児を出産したが、子育てがひと段落したことで日本テレビ系のニュース番組『news every』のキャスターやCM出演で芸能活動を再開させた桐谷氏。ゴール裏に再び姿を現す日は来るのか。愛息に対しジェフサポとなるべく“教育”しているのかも気になるところだ。

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名前:寺島武志

趣味:サッカー観戦(Jリーグ、欧州5大リーグ、欧州CL・EL)、映画鑑賞、ドラマ考察、野球観戦(巨人ファン、高校野球、東京六大学野球)、サッカー観戦を伴う旅行、スポーツバー巡り、競馬
好きなチーム:Jリーグでは清水エスパルス、福島ユナイテッドFC、欧州では「銀河系軍団(ロス・ガラクティコス)」と呼ばれた2000-06頃のレアルマドリード、当時37歳のカルロ・アンチェロッティを新監督に迎え、エンリコ・キエーザ、エルナン・クレスポ、リリアン・テュラム、ジャンフランコ・ゾラ、ファビオ・カンナヴァーロ、ジャンルイジ・ブッフォンらを擁した1996-97のパルマ、現在のお気に入りはシャビ・アロンソ率いるバイヤー・レバークーゼン

新卒で、UFO・宇宙人・ネッシー・カッパが1面を飾る某スポーツ新聞社に入社し、約24年在籍。その間、池袋コミュニティ・カレッジ主催の「後藤健生のサッカーライター養成講座」を受講。独立後は、映画・ドラマのレビューサイトなど、数社で執筆。
1993年のクラブ創設時からの清水エスパルスサポーター。1995年2月、サンプドリアvsユベントスを生観戦し、欧州サッカーにもハマる。以降、毎年渡欧し、訪れたスタジアムは50以上。ワールドカップは1998年フランス大会、2002年日韓大会、2018年ロシア大会、2022年カタール大会を現地観戦。2018年、2022年は日本代表のラウンド16敗退を見届け、未だ日本代表がワールドカップで勝った試合をこの目で見たこと無し。
“サッカーは究極のエンタメ”を信条に、清濁併せ吞む気概も持ちつつ、読者の皆様の関心に応える記事をお届けしていきたいと考えております。

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