
4月5日、横浜FCは2025明治安田J1リーグ第9節清水エスパルス戦(同月6日ニッパツ三ツ沢球技場にて開催)を前に囲み取材を行った。
3月26日に湘南ベルマーレから完全移籍で加入したばかりのFWルキアンは、4月2日に行われた第8節のヴィッセル神戸戦に先発出場。早くも戦力として奮闘したが、この日は決定機を演出できず。試合終了間際、神戸のFWエリキに一瞬の隙を突かれ先制点を献上した。試合はそのまま0-1で終了。第7節名古屋グランパス戦に続き2連敗を喫した横浜FCは、順位を大きく落とした(第8節終了時18位)
すでに先発メンバーとして活躍するルキアンに、加入後の雰囲気や次節清水戦に向けての意気込みなどを訊いた。

新天地・横浜FCの印象
ーチームには少しずつ慣れてきましたか?
ルキアン:日に日にチームに慣れてきている感覚はありますし、試合経験を積んでいければ戦術的にもフィットできると思います。
ーチームメートにはジュビロ磐田時代に共にプレーしたDF伊藤槙人選手がいますが、他に仲良くなった選手はいますか?
ルキアン:このクラブに加入したその日から選手やスタッフ、クラブを含めてものすごく良い受け入れ方をしてくれたので、すぐに馴染むことが出来ました。私も日本でのプレーが長いので(伊藤)槙人以外も色々な人が私を知ってくれていて、特定の選手に限らず色々な選手たちとふざけ合ったり冗談を言ったり会話をして、どの選手とも上手く過ごせているなという印象です。
ー練習では常に1トップでプレーしていますか?
ルキアン:自分の本職はセンターフォワードなので、基本的にはセンターフォワードです。(アビスパ)福岡時代にはシャドーでも出ていたので、監督次第でシャドーをやることも考えられると思います。
ーセンターフォワードでプレーする上で一番意識していることは何ですか?
ルキアン:もちろんゴールを取ることが一番大事なのですが、一人ではゴールを取ることは出来ないと思っているので、チームメートとどうゴールを取るかが大事だと思います。前節(神戸戦)で言えば、イチ(GK市川暉記)からのロングボールで一度決定機を迎えましたが決めることが出来なかった。相手の大迫(勇也)選手の決定機が無かったということを考えると、チーム全体として決定機を作っていけるのかがすごく大事なのかなと個人的には思っています。
ー2歳年下のMFユーリ・ララ選手とは同じブラジルのリオデジャネイロ出身ということで親交はあったのですか?
ルキアン:直接知り合ったのは横浜FCに来てからですけど、冗談を言い合ったり、ふざけあったりする仲ですね(笑)
ーブラジル出身の選手が多いですが、他に親交がある選手は?
ルキアン:ほとんどの選手は横浜FCに来てから初めて知り合いましたが、唯一ミシェル・リマとは同じ街の出身で同じ番地だったので、もしかしたらどこかで知り合っていたのかもしれないですね。
コメントランキング