
日本代表は3月20日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、バーレーン代表と対戦。MF鎌田大地(クリスタル・パレス)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)のゴールで勝利を収め、W杯出場を決めた。そんななか、ファン・サポーターの間では、右サイドでMF堂安律(SCフライブルク)とMF伊東純也(スタッド・ランス)の起用法を巡り、議論が白熱している。
バーレーン戦でも3バックシステムを採用した森保一監督は、左ウイングバックにMF三笘薫(ブライトン)を配すると、右ウイングバックではMF堂安律をスタメン起用。試合前には、堂安が伊東の序列争いで上回っているとの声も上がっていた。しかし、日本は前半、バーレーン守備陣を前に攻撃陣が停滞。シュート本数を5本に抑えられ、堂安もペナルティエリアで相手選手に脅威を与えることがほとんど無かった。
後半に入っても、攻撃陣が機能していなかった日本だが、63分に伊東、鎌田が堂安、MF南野拓実(ASモナコ)に替わって入ると、3分後に鎌田が先制ゴールを奪取。伊東は持ち前のドリブル突破からチャンスを演出したほか、久保と息の合ったプレーを披露している。
攻撃面で堂安よりも伊東の方が存在感を発揮しただけに、ネット上では右ウイングバックで伊東のスタメン起用を求める声が噴出。後半途中から右サイドが活性化されたこともあり、久保との連係プレーという観点から伊東を評価するコメントも上がっているほか、堂安のウイングバック適性を疑問視するコメントも散見されている。
伊東と異なり、縦への突破力よりもカットインからのチャンスメイクを得意とする堂安。W杯出場決定後も、両選手のポジション争いにファン・サポーターの注目が集まっている。
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