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光州FC監督の指導は「ガンバ大阪みたい」ACLE神戸戦出場選手がそう思うワケ

ガンバ大阪 写真:Getty Images

 元韓国代表MFチュ・セジョンは、2025年2月末に光州FCへ移籍。3月12日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16・2ndレグのヴィッセル神戸戦で途中出場し、チームの勝利に貢献したが、光州FC率いるイ・ジョンヒョ監督の指導法やガンバ大阪での経験に言及している。

 リーグステージで横浜F・マリノスと川崎フロンターレを下すなど、Jリーグクラブ相手に確かな手腕を発揮しているイ・ジョンヒョ監督。韓国メディア『mkスポーツ』で12日に掲載されたインタビュー記事によると、チュ・セジョンは現光州FC指揮官を「韓国で認められている最高の指導者」「ディテールが決定的に違う」などと称えると、同監督が評価されている理由についてこう語っている。

 「僕が日本にいた頃、トレーニングが非常に体系的だと感じていた。G大阪の監督やコーチングスタッフから学んだ事が本当に多かった。『こんなトレーニングを韓国も取り入れたら本当に良いのに』と思っていたけど、イ・ジョンヒョ監督がG大阪みたいなトレーニングをするんだ」

 現在34歳のチュ・セジョンは、2021年から2022シーズン途中までG大阪でプレー。宮本恒靖、松波正信、片野坂知宏と、3人の監督から指導を受けていたが、片野坂監督体制の2022年に出場機会を減らし、韓国1部・大田ハナシチズンへ移籍していた。

 なお同選手は光州FC移籍の理由を問われると、「プロサッカー選手は年俸で評価されるから、条件面は無視できない。光州より何倍も高い年俸を提示したクラブもあったし、海外からもオファーが届いていた」とコメント。『スポーツ朝鮮』など一部報道によると、Jリーグ移籍の可能性もあったというが、イ・ジョンヒョ監督からの直電により、「(イ・ジョンヒョ監督の指導は)お金では買えない機会だ」と思ったという。