
近年の移籍市場で若手有望株を中心に補強しているレアル・マドリードは、ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)のU-21イングランド代表FWジェイミー・ギッテンス(20)の獲得に興味を持っているようだ。
2020年にマンチェスター・シティ(イングランド1部)の下部組織からボルシア・ドルトムントに加わったギッテンスは、2022年にトップチームデビュー。今季は左ウイングを主戦場に公式戦35試合に出場して11ゴール4アシストを記録している。
そのギッテンスの最大の魅力はドリブル突破で相手守備陣を破壊する能力。データによれば、ブンデスリーガで1試合平均最も多い4.3回のドリブルを成功させており、成功率は50%以上だという。さらにスピードも兼ね備えている。
スペイン『レレボ』によれば、マドリードは将来的な獲得候補としてギッテンスのパフォーマンスを注視しており、サウジアラビアなどからの関心が取り沙汰されているブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールなど現所属の攻撃陣が退団すれば、年齢面などから理想的な補強候補になり得るという。
しかし、ギッテンスには古巣のシティやチェルシー(イングランド1部)を含む複数プレミアビッグクラブが目を光らせているとのこと。今季のブンデスリーガで10位と低調なシーズンを送っているドルトムントが来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃せば、この争奪戦が加速する可能性もあるというが、市場価値が5000万ユーロ(約78億円)と見積もられてる同選手は今夏にステップアップを果たすのだろうか。
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