ユベントス、ランス主力DFダンソをレンタルで獲得へ！レンヌ移籍間近から一転

　ユベントス（イタリア1部）は守備の要であったブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルが長期離脱を強いられると、左サイドバックの主力としてプレーしていたコロンビア代表DFフアン・カバルが負傷離脱している。

　加えて、29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ最終節のベンフィカ戦でU-23フランス代表DFピエール・カルルも負傷離脱。イタリア代表MFマヌエル・ロカテッリがDFとしてスクランブル起用されていた。

　そのため、守備の強化がマストとなっていたユベントスはチェルシー（イングランド1部）からポルトガル代表DFレナト・ベイガをシーズン終了までのレンタルで補強。イタリア『スカイ』によれば、ユベントスはランス（フランス1部）に所属するオーストリア代表DFケビン・ダンソ（26）の獲得に迫っているという。

　スタッド・レンヌが移籍金2400万ユーロ（約38億4000万円）で獲得に近づいていたなかで、ユベントスはレンタル移籍での獲得を希望しており、250万ユーロ（約4億円）にボーナス150万ユーロ（約2億4000万円）のオファーを提示。選手本人がユベントス移籍を望んだことから、ランスの会長も許可したという。

　オーストリア代表として24キャップを誇るダンソはアウクスブルクでプロキャリアをスタートさせると、サウサンプトンとデュッセルドルフへのレンタル移籍を経験して、2021年夏にランスへ完全移籍。強靭なフィジカルを武器に今季は負傷離脱がありながらも、ここまで公式戦14試合に出場している。