
元イタリア代表で、現役時代に数々の問題を起こしてきたお騒がせ男のアントニオ・カッサーノ氏(2018年引退)が、ポルトガル1部ポルトの元監督で、元日本代表のMF中島翔哉(浦和レッズ)の指導歴もあるミラン(イタリア)のセルジオ・コンセイソン監督に対して厳しい批判を展開した。
カッサーノ氏は1月28日に配信されたサッカー番組『Viva el Futbol』で、コンセイソン監督を「ただのピエロで、信頼に値しない」と非難し、ミランにはパウロ・フォンセカ前監督のほうが適任だったと主張。「ピエロ」という表現は、コンセイソン監督が指導者としての威厳やリーダーシップを欠き、選手たちから軽んじられていると強調する皮肉を込めたものだ。
例えば、1月6日のスーペルコッパ・イタリアーナでミランがインテルに勝利(3-2)した後、ロッカールームでシガーを咥えてふざけた態度を取ったことが選手たちの反感を買ったと指摘。「こんな行動では、選手たちから尊敬されるどころか、最悪の場合、暴力沙汰に発展しかねない」と厳しく批判した。
さらに、試合内容についても「1月18日のユべントス戦は0-5で負けてもおかしくなかったのに2-0で勝利し、1月6日のインテル戦では0-2の展開から50分過ぎから一気に逆転し、3-2で勝利した。しかし、これらは運に助けられた結果でしかない。現在のミランは、統制が取れておらず、雑なサッカーをしているだけだ」と、辛辣なコメントを残した。
また、ミランのDFテオ・エルナンデスやFWラファエル・レオンの交代について、同監督は「技術的な判断」と説明しておきながら次の試合でスタメン起用すると発表するなど、一貫性のないコミュニケーションが信頼を損なっていると続けた。
最後にカッサーノ氏は、ミランにはチームの伝統に合致し、ファンを熱狂させる監督が必要だと強調。「フォンセカ前監督のサッカーはミランの歴史に根付く特別なスタイルで、観る者を楽しませるものだった。彼はトップレベルの監督で一貫性があったが、選手やメディアから酷い扱いを受けていた。しかし、現在のコンセイソン監督にはそうした一貫性も信頼もない。彼が定めたルールには誰も従わないだろう」と締めくくった。
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