
ユリアン・ドラクスラー(アル・アハリ・ドーハ)
ブンデスリーガのシャルケ(2011-2015)やリーグ・アンのPSG(2017-2023)、そしてドイツ代表のスター選手だったMFユリアン・ドラクスラーは、キャリアを通じてプレミアリーグやセリエAへの移籍の噂が絶えない才能あふれる選手だったが、その噂はカタールに移籍したことで消えたようだ。
PSGではFWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)、FWネイマール(アル・ヒラル)やFWキリアン・エムバペらとチームメイトだったが、次第に出場機会を失うと戦力外とみなされた。その後、2023年の夏にカタールのアル・アハリへ移籍した。以降、ドイツ代表に招集されることもなくなり、31歳という年齢も手伝ってか国際的なサッカーシーンでは最早目立たない存在となってしまった。

ホセル(アル・ガラファ)
つい数か月前の2024年6月まで、スペインの名門レアル・マドリードで重要な控え選手として存在感を放っていたFWホセルだが、現在はカタールのアル・ガラファでプレー。移籍後もスペイン代表に招集されていた時期はあるものの、同国代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が発表した最新(2024年11月)のメンバーには選ばれなかった。
カタール移籍後、34歳のホセルはここまでアル・ガラファの全コンペティションで19試合に出場し、9ゴール2アシストとまずまずの成績を残している。しかし、2023/24シーズンのラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で示したような印象的な活躍と比べると、カタールでのプレーはヨーロッパの舞台ほど注目を集めないこともあり、その存在感が薄れているのは否めない。

ハビ・マルティネス(カタールSC)
バイエルン・ミュンヘンのスター選手であったMFハビ・マルティネスは、2021年に同クラブを離れて以来、表舞台から忘れられた存在になってしまったようだ。
スペイン代表として2010年のW杯優勝、2012年のUEFA欧州選手権(ユーロ)優勝に加え、バイエルン時代には、CLで2回(2012/13、2019/20)、ブンデスリーガで8回(2012/13、2013/14、2014/15、2015/16、2016/17、2017/18、2018/19、2019/20)優勝と輝かしいキャリアを誇っている。それだけにカタールでの戦績も気になるところだが、目立ったニュースは皆無に等しい。
カタールSCでは、現在までに、全コンペティションで85試合に出場し、13ゴール2アシストを記録。現在36歳であるマルティネスは今2024/25シーズン終了後に契約が満了となる予定であり、他リーグへの移籍、もしくは欧州でプレーする可能性があるかどうかはまだ不明だ。
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