
スポーツ関連のデータ提供やモニタリングを行うグローバル企業『Sportradar』の2024年版年次インテグリティレポート(公正性に関する年次報告書)によると、世界中のスポーツにおける八百長疑惑の試合は前2023年から17%減少し、1,108件となった。その中で、サッカーでは721件が確認されており、他競技を大きく上回る結果に。2位のバスケットボールは187件で、サッカーの八百長問題が依然として突出していることが浮き彫りとなった。
地域別では、ヨーロッパが最多の439件を記録したが、前年比34%減少し、229件の疑惑が解消された。アフリカでは69件が報告され、36%の大幅な減少が見られた。また、近年八百長問題で注目されていたブラジルでは、2023年の110件から57件へと48%の減少を記録し、大きな成果を挙げた。
Sportradarのアンドレアス・クラニッチ副社長は、疑惑試合の減少を楽観視しつつも、八百長に関与する者たちが依然として活動を続けていることを指摘。監視システムによる検出後、15か国で104件の制裁が科されたものの、国境を越えた組織犯罪に対する法的措置には課題が残ると述べた。
監視技術の進化やAIの活用がスポーツの公平性を守る鍵になるとされ、Sportradarはデータ分析や教育活動を通じてスポーツ界のインテグリティ(公平性)向上に取り組む姿勢を示している。八百長の減少は一歩前進だが、完全な撲滅には引き続き革新と協力が求められる。
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