京都サンガは1月5日、ブラジル1部ECヴィトーリアからMFジョアン・ペドロを期限付き移籍により獲得すると公式発表。同選手に関する契約内容を、海外メディアが報じている。
現在25歳の同選手は、身長185cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。トンベンセFCなどブラジル国内複数クラブを渡り歩くなか、2024年1月にECヴィトーリアからCRBへ期限付き移籍すると、2024シーズンはブラジル2部リーグ27試合のスタメン出場で3アシストをマーク。9月以降はサイドアタッカーやインサイドハーフなど攻撃的なポジションで起用されるなど、ユーティリティ性を兼ね備えている。
ECヴィトーリアの専門サイト『Ecv Gols』が5日に伝えたところによると、京都はペドロの獲得により、レンタル料20万ドル(約3100万円)を支払うとのこと。契約には100万ドル(約1億5700万円)の買い取りオプションが盛り込まれているという。またECヴィトーリアは同選手との契約を2026年12月まで残しており、現時点で保有権の60%を有しているとのことだ。
なおペドロのエージェント会社『マルシオ・ビッテンコート・スポーツ』は、先日京都を期限付き移籍期間満了により退団したDFルーカス・オリヴェイラも顧客に持っている。ルーカス、ペドロの去就に関する交渉を並行して行っていた可能性も考えられる。
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