ジェフユナイテッド千葉は1月5日、2024シーズンのJ2得点王であるFW小森飛絢が欧州移籍でクラブ間合意に達したと公式発表。「移籍先などは後日あらためてお知らせする」としていたが、新天地はベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)になるとのこと。パリ五輪U23日本代表GK小久保玲央ブライアンやMF藤田譲瑠チマらとチームメイトになるようだ。
現在24歳の同選手は、プロ1年目の2023シーズンから2桁ゴールを挙げ、J2ベストイレブンに選出。2024シーズンも第2節藤枝戦からリーグ戦4試合つづけてゴールを奪うなど、序盤から持ち前の決定力を発揮すると、リーグ戦38試合の出場で23ゴールを挙げた。
同選手の去就を巡っては、一時浦和レッズからの関心が取りざたされていたが、オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストは2024年12月の時点で「小森はヨーロッパへ移籍する可能性があると思う。海外複数クラブも彼に注目している」と、国外クラブからの関心を報じていた。
2025シーズンへの始動前に千葉退団が決まった小森だが、ベルギーメディア『Voetbal』は「STVVはこの冬の移籍ウィンドウで複数ポジションの強化を狙っている。その中にはセンターフォワードも含まれており、小森も獲得候補のひとりだ」と報道。これによると、同選手と千葉の契約期間は2025年1月末までであり、市場価値は90万ユーロ(約1億5000万円)だという。
STVVは2024年11月8日のリーグ戦で日本代表DF谷口彰悟がアキレス腱を断裂してから急失速。第20節終了時点で4勝7分9敗と、16クラブ中14位に沈んでいる。また、ベルギー紙『HBVL』は2024年12月17日の時点でセンターバックを補強ポイントに挙げた上で、サンフレッチェ広島DF荒木隼人の獲得に動く可能性を伝えていた。
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