Jリーグ サンフレッチェ広島

広島の応援団体が10カ月で再解散…前団体でのメンバー対立・サポ同士で問題も

エディオンピースウイング広島 写真:Getty Images

 エディオンピースウイング広島開業1年目の2024シーズンは、サンフレッチェ広島のJ1優勝争いで活況に満ちた一方、WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)所属サンフレッチェ広島レジーナの応援団体が解散している。

 「サンフレッチェ広島レジーナ応援団体」は12月31日、公式Xアカウントにて「団体メンバーと協議した結果、2024年12月31日をもって、応援団体を解散することを決定いたしましたのでご報告いたします。シーズン途中での解散となり大変申し訳ございません。ありがとうございました」と声明を発表。解散理由について、以下のように説明している。

 「24/25シーズンに発生した一般サポーター同士のトラブル等において、24年2月“レジーナ有志の会”解散(元代表/副代表と元コールリーダーの対立)の関与が否めない点があり、今後のトラブル発生の抑止という点でも、現行体制のままで応援活動を継続する事が不可能と判断したため」

 「決勝がエディオンピースウイング広島で開催される、第46回JFA皇居杯において決勝進出することが出来なかったため(準々決勝敗退に対し、応援統率の立場としての責任)」

 広島レジーナの応援団体を巡っては、2024年2月12日に「レジーナ有志の会」が解散。「コールリーダーとの応援に対する方向性の違いがあり、何度も話し合いを行いましたが、結果として解散という形をとることを決断いたしました」と、解散に至るまでの過程も説明していた。名称を変更した上での再出発だったが、わずか10カ月で再び解散に追い込まれている。