キプロス代表FWピエロス・ソティリウは契約満了により、2024シーズン限りでサンフレッチェ広島を退団。欧州復帰が既定路線とみられていたが、Jリーグでプレー続ける可能性もあるという。
同選手の移籍先候補については、キプロスメディア『Thema Sports』も12月10日に「キプロス国内の複数クラブがソティリウの獲得に興味。APOELニコシアが有力候補だ」「ソティリウは欧州で新天地を探すことになるが、日本国内クラブも彼に関心を寄せている」と報道。
APOELニコシアがオファーを提示し、選手サイドに対して年内の回答を求めている可能性も取りざたされるなか、選手本人は22日にキプロスのテレビ番組『サンデーナイト』で「すでにいくつかのオファーが届いている」と語っていた。
しかしキプロス誌『Protathlima』で27日に掲載されたインタビュー記事によると、同選手は「海外でプレーするつもりだ」と、APOELニコシア移籍の可能性を否定。Jリーグクラブへの移籍を検討していることも明かしたが、28日時点でも自身の去就について熟考を重ねているとのこと。現在は家族とともにキプロス国内の高級ホテルで過ごしているという。
現在31歳のソティリウは、ブルガリア1部ルドゴレツ時代に絶対的ストライカーとして活躍した後、浦和レッズからの関心が報じられる中、2022年8月に広島へ完全移籍。来日1年目にYBCルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪戦で2ゴールを挙げ、優勝に大きく貢献も、2023シーズン以降は何度も負傷離脱。2024シーズンにリーグ戦25試合の出場で8ゴール2アシストをマークも、9月以降は元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアらにレギュラーの座を明け渡していた。
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