J1連覇・天皇杯優勝のヴィッセル神戸は、DFマテウス・トゥーレルの去就が不透明であるほか、DF菊池流帆に町田ゼルビア移籍の可能性が。センターバックの補強が必要とみられるなか、ブラジル1部コリンチャンスを2024シーズン限りで退団したDFカエターノを獲得することがほぼ確実だという。
同選手にはサントス、SCインテルナシオナルからの関心が報じられていたが、ブラジル人のホルヘ・ニコル記者が25日にXで「カエターノはヴィッセル神戸移籍に向かっている。3年契約のオファーが届いている」と伝えていた。
すると元ガンバ大阪、清水エスパルス所属選手であり、現在コリンチャンスのディレクター職を務めるファビーニョ・ソルダード氏は、「カエターノは素晴らしい選手。コリンチャンスでの働きぶりは見事だった。我々は日本での新たな挑戦が成功することを願っている」とコメント。
ブラジルメディア『EGOOL』は元Jリーガーの発言をもとに「カエターノにとって、神戸への移籍はいち選手として成長し、日本サッカーでの新たな経験を積むというエキサイティングな機会を意味する。Jリーグはテンポが速く、テクニカルなプレースタイルで知られている。彼は新しいスタイルに適応して良いパフォーマンスを発揮する可能性がある」と綴っている。
現在25歳の同選手は、身長182cmで左利きのセンターバック。コリンチャンスのトップチームへ昇格した後は、ブラジル国内クラブへの期限付き移籍を繰り返した後、2023年に復帰。同シーズンはリーグ戦13試合でスタメン出場も、2024シーズンは4試合と出場機会が減少。10月下旬以降は公式戦全試合でベンチ外となり、シーズン終了後に退団が公式発表されている。
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