今季は負傷者が相次いだ影響などもあり、序盤戦からなかなか調子が上がらなかったレアル・マドリード(スペイン1部)だが、すでに来夏の補強に向けて目を向けているようだ。
昨夏にスパイクを脱いだ元ドイツ代表MFのトニ・クロース後釜問題をなかなか解決できていないマドリード。そのため、来夏に新たな司令塔になりうる存在を探しており、スペイン『アス』によれば、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプレーするポルトガルだ表MFビティーニャ(24)を有力候補に含めているという。
下部組織から過ごしたいポルト(ポルトガル1部)でプロキャリアをスタートさせたビティーニャは、2022年夏にPSGへ加入。卓越したボールコントロールと高いキック精度を武器に今季はここまで公式戦20試合に出場して3ゴールを記録している。
ただ、マドリードは今夏にPSGを契約満了に伴い退団したフランス代表FWキリアン・ムバッペをフリートランスファーで獲得しており、両者の関係は不仲だという。そのため、PSGと2027年夏まで契約を結んでいるポルトガル代表MFを獲得できる可能性は低いようだ。
なお、マドリードはレアル・ソシエダ(スペイン1部)でプレーするスペイン代表MFマルティン・スビメンディにも興味を持っているとのこと。今夏は残留を決断した同選手にはリバプール(イングランド1部)やバルセロナ(スペイン1部)なども関心を持っており、選手本人も来夏のステップアップを検討する可能性があるようだ。
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