
3位:ジョルディ・クルークス
今夏セレッソ大阪より新たに磐田へ加わったMFジョルディ・クルークス。第26節の鹿島アントラーズ戦では途中出場からゲームを振り出しに戻すゴールをアシストするなど、チームを残留に導くことはできなかったものの14試合に出場し1ゴール1アシストを挙げている。
サイドのドリブル突破からの鋭い切り返しで相手守備陣を翻弄し、質の高いクロスで決定機を作り出す。局面を打開する能力の高さはチーム内でも抜きんでたものがあり、1人でもチャンスを作り出すことが可能だ。FWジャーメインの移籍にMF山田大記の引退と、得点力やチャンスメイクにおいては新たな軸が必要となることも含め、攻撃のキーマンとしてクルークスを手放せない選手3位とした。

2位:植村洋斗
今季期待のルーキーとして磐田に加わったMF植村洋斗。開幕戦からスタメン出場を果たすと、第2節の川崎フロンターレ戦で早速初ゴールを挙げるなど早々から活躍を見せてスタメンに定着。最終的に35試合と多くの出場機会を得ていた。
サイドバックにボランチと複数のポジションをこなし、身体を張った守備や機を見た攻撃参加など攻守両面で存在感を発揮する。1年目からJ1でも質の高いプレーを数多く見せていただけに、来季J2ではさらなる活躍が見られるはず。監督交代により、与えれる役割や起用されるポジションに変化の出る可能性もあるが、まだまだ成長中でありチームに与える影響も大きなものになると言えることから手放せない選手2位とした。

1位:リカルド・グラッサ
加入3シーズン目を迎えたDFリカルド・グラッサ。昨2023シーズン、35試合に出場し昇格に大きく貢献したセンターバックは、第12節の東京ヴェルディ戦、第23節の湘南ベルマーレ戦とリーグ戦では2度の退場こそあったが33試合に出場。今季J1でも存在感を放った。
スピード、判断力、身体の強さのいずれもハイレベルであり、加入以降カバーリングや競り合いの場面で安定感のあるプレーを数多く見せてくれている。出場機会からも分かる通り、紛れもなく磐田の守備の要と呼べる選手だ。チーム内の他の外国籍選手とは異なり、昨季J2を経験していることも頼もしい要素。再び1年でのJ1復帰を果たすべく、間違いなくキーマンの1人であることから手放せない選手1位とした。
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