Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島ヴォルティス獲得。ヴィクトルの契約内容とは?移籍金最大6500万円か

徳島ヴォルティス(旧エンブレム) 写真:Getty Images

 徳島ヴォルティスは12月19日、ブラジル2部グアラニからFWジョアン・ヴィクトルを期限付き移籍により獲得すると公式発表。移籍期間が2025年12月31日までであることも明らかにしたが、ブラジルでは同選手の移籍に関する両クラブの契約内容が報じられている。

 ブラジルメディア『Futebol Interior』が20日に伝えたところによると、徳島はヴィクトルのレンタル料として100万レアル(約2600万円)を支払うという。また契約には買い取りオプションが盛り込まれているが、その内容は「徳島が150万レアル(約3900万円)を支払うことにより、ヴィクトルの保有権の70%を取得する」というもの。グアラニとヴィクトルの契約が2026年12月まで残っていることもあり、移籍金は最大で250万レアル(約6500万円)にのぼる見込みだという。

 現在25歳のヴィクトルは、身長179cmで右利きのウインガー。ブラジル2部以下の複数クラブを渡り歩く中、2023年3月からグアラニでプレー。加入1年目の7月からほぼ全試合でスタメンに名を連ねると、2024シーズンもリーグ戦27試合の先発出場で3ゴール1アシストをマーク。ただグアラニは20位という結果に終わり、3部降格が決まっている。

 なお徳島はポルトガル語通訳担当として、2023シーズンより畠本フェレイラ真之氏を雇用しているが、12月17日に斉藤レアンドロ悠輔氏を招へい。2024シーズンにレノファ山口でポルトガル語通訳を務めていた斉藤氏は、クラブ公式サイトを通じて「皆さまにも愛されているベンちゃん(畠本フェレイラ真之通訳)の良き相棒としても、チームのメンバーとしても、ヴォルティスの未来に貢献できる人材になれるよう尽力いたしますので、よろしくお願いします!」とコメントを残しているだけに、2025シーズンはポルトガル語通訳2人体制でヴィクトルらブラジル人選手を支えることになりそうだ。