
DFアレクサンダー・ショルツ(アル・ワクラ)
日本での最終所属クラブ:浦和レッズ
5人目は2024シーズン途中まで浦和レッズでプレーしていたDFアレクサンダー・ショルツ。現在31歳のショルツは、母国デンマーク1部のヴェイレBKでプロデビューし、その後アイスランドのストヤルナン、ベルギーのロケレン、スタンダール・リエージュ、クラブ・ブルッヘ、デンマークのミッティランを経て2021年夏に浦和レッズへと加入した。
浦和では不動のセンターバックとして公式戦135試合に出場し、DFながら21ゴール3アシストと得点力も抜群で、チームのAFCチャンピオンズリーグ制覇や天皇杯でのタイトル獲得に大きく貢献。2023シーズンにはJリーグのベストイレブンにも輝いており、国内屈指のセンターバックとして存在感を放っていた。今夏にカタール1部のアル・ワクラへ完全移籍し、ここまで公式戦19試合出場1アシストを記録している。

MFディエゴ・ピトゥカ(現ブラジル2部・サントスFC)
日本での最終所属クラブ:鹿島アントラーズ
6人目はブラジルの名門サントスでも活躍したMFディエゴ・ピトゥカ。ボランチを主戦場とし、ゲームを組み立てることに長けている。特に利き足である左足から繰り出される高精度なキックは目を見張るものがある。
2021シーズンから所属した鹿島アントラーズでは、3年間で公式戦106試合に出場。8ゴール6アシストを記録している。今季よりブラジル2部のサントスへ復帰したピトゥカは、早くもチームの中心選手として公式戦51試合に出場。5ゴール3アシストの活躍で見事クラブの1部昇格に貢献している。

MFオラ・ソルバッケン(エンポリ)
日本での最終所属クラブ:浦和レッズ
7人目は元浦和レッズのMFオラ・ソルバッケン。186センチの長身に加え、競り合いの強さやスピード、技量の高さが揃っている選手である。特に初速の速さは世界でもトップレベル。2018年に母国ノルウェーでプロキャリアをスタートさせると、当時ノルウェー1部のランハイム・フォトバルやFKボデ・グリムトを経て2022年1月にASローマ(イタリア)に移籍。シーズン途中の入団でありながらリーグ戦14試合に出場。翌年、ギリシャ1部のオリンピアコスへのレンタル移籍を経て2024年1月に浦和レッズへと半年間の期限付きで加入。しかし開幕前の沖縄キャンプで負傷し長期離脱を余儀なくされ、結局半年間で5試合1アシストという残念な結果に終わってしまった。
同年8月からイタリア1部のエンポリに期限付きで移籍すると、ここまで14試合に出場しまずまずのパフォーマンスを見せている。まだ26歳のソルバッケン。怪我さえなければ、欧州5大リーグで十分に花を咲かせることが出来る選手だ。

MFセルジ・サンペール(モトル・ルブリン)
日本での最終所属クラブ:ヴィッセル神戸
8人目は、かつてスペイン1部リーグでもプレーしていたMFセルジ・サンペール。ボランチを主戦場としており、攻撃のビルドアップ能力が高く視野も広いことからゲームを落ち着かせることが出来るプレーヤー。身体能力はそれほど高くはないが、判断力や足元の技術に長けているのが魅力だ。
ヴィッセル神戸に在籍した5年間(2019-2023)で公式戦99試合出場6アシスト。2022年3月に負った怪我の影響もあり出場機会が限られ、2023年7月16日に行われたJ1第21節のサガン鳥栖戦を最後に退団。同年7月にアンドラ(スペイン2部)へ移籍し、公式戦19試合出場1得点をマーク。2024年8月に移籍したモトル・ルブリン(ポーランド1部)では、ここまでリーグ戦13試合に出場し1アシストをマークしている。
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