2025年6,7月にアメリカで開催される「FIFAクラブワールド2025」の組み合わせ抽選会が、日本時間12月6日未明に実施。2022年のAFCチャンピオンズリーグ覇者である浦和レッズは、グループEでリーベル・プレート、モンテレイ、インテルと対戦することになったが、対戦相手の公式SNSアカウントによる投稿内容が差別的だと話題になっている。
浦和サポーターをはじめ、多くの日本のサッカーファンがインターネット動画配信サービス『DAZN』を通じて見守っていたクラブW杯抽選会。ポット4入りの浦和にとって格上ばかりの相手になったが、それでも日本代表DF長友佑都(現FC東京)の古巣インテルをはじめ、世界屈指の強豪と対戦する機会をプラスに捉える声は多い。
そんななか、インテルの公式Xアカウントはグループステージ組み合わせの結果を伝える際、「URAWA RED DIAMONDS」「JAP」と表記。国際試合などにおける日本の略称は「JPN」だが、日本人差別に意味合いを持つ「JAP」という表記を受けて、同クラブのアカウントには「差別か」「表記直せよ」といった抗議や批判が殺到している。
一方、インテルを応援する日本のサッカーファンからは「表記ミスっただけで、浦和サポから因縁つけられるのが面倒」といったコメントも。こうした声に一部の浦和サポーターが反応するなど、早速両クラブのサポーターの間で応酬が繰り広げられている。
国際大会における日本人への差別投稿と言えば、パリ五輪直前に行われたサッカーU23日本代表の強化試合におけるフランスサッカー連盟(FFF)公式Xアカウントの投稿が記憶に新しい。この一戦では、FFFが複数回にわたり「FRAJAP」というハッシュタグ付きの表記を使用。試合後も「JAP」という表記が改めらなかっただけに、日本人からの抗議が相次いでいた。
また日本人のとあるSNSユーザーは、フランス戦後に「フランス大使館公式アカウントに『フランスサッカー代表の日本人差別、JAP呼び』を抗議したらブロックされました」と報告。在日フランス大使館の対応が酷いと、日本国内で騒動に発展した。
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