浦和レッズは2025年開催のFIFAクラブワールドカップに参戦。12月5日にグループステージの組み合わせ抽選会を控えているが、マンチェスター・シティや日本代表DF伊藤洋輝所属のバイエルン・ミュンヘンなど、世界屈指の名門クラブも参戦するだけに、浦和にとってベスト16入りへの道は険しそうだ。
大会方式が一新されたクラブW杯2025は、6月15日から7月13日までアメリカで開催。2021年から24年の各大陸王者、FIFAクラブランキング上位の32チームが参加するが、11月30日開催のコパ・リベルタドーレス決勝(南米選手権)でMF本田圭佑の古巣ボタフォゴFRが勝利したことにより、全チームが出揃った。
1グループ4チームで構成されるグループステージの組み合わせ抽選会は、事前のポット分けに基づいて行われるが、各クラブのポットは以下のようになっている。
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【ポット1】
マンチェスター・シティ(欧州)
レアル・マドリード(欧州)
バイエルン・ミュンヘン(欧州)
パリ・サンジェルマン(欧州)
CRフラメンゴ(南米)
パルメイラス(南米)
リーベル・プレート(南米)
フルミネンセ(南米)
【ポット2】
チェルシー(欧州)
ボルシア・ドルトムント(欧州)
インテル(欧州)
ポルト(欧州)
アトレティコ・マドリード(欧州)
ベンフィカ(欧州)
ユベントス(欧州)
RBザルツブルク(欧州)
【ポット3】
アル・ヒラル(アジア)
蔚山HD(アジア)
アル・アハリ(アフリカ)
ウィダード・カサブランカ(アフリカ)
モンテレイ(北中米カリブ海)
レオン(北中米カリブ海)
ボカ・ジュニアーズ(南米)
ボタフォゴFR(南米)
【ポット4】
浦和(アジア)
アル・アイン(アジア)
エスペランス(アフリカ)
マメロディ・サンダウンズ(アフリカ)
パチューカ(北中米カリブ海)
シアトル・サウンダーズ(北中米カリブ海)
インテル・マイアミ(開催国枠)
オークランド・シティ(オセアニア)
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ポット4入りの浦和にとっては、当然ながら格上の相手ばかり。特にポット1には世界屈指の強豪クラブが揃っているだけに、2023年大会で敗れたマンチェスター・シティとの再戦を望んでいるファン・サポーターが多いはずだ。
ポット2でも欧州カップ戦で好成績を収めたクラブが多いが、やや格が落ちるMF川村拓夢所属RBザルツブルクとの対戦となれば、番狂わせの可能性もあるだろう。そしてポット3では、アフリカ・北中米カリブ海勢とのマッチメイクを望むところ。アジア勢とのマッチアップが可能ならば、蔚山HDと互角の勝負を繰り広げられるかもしれない。
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