プレミアリーグのリバプールの元ストライカーであるマイケル・オーウェン氏が、同クラブに所属するFWモハメド・サラーとリバプールとの契約交渉が進展しない件について、YouTubeチャンネル『Optus Sport』で「裏事情」を把握していると語っている。
オーウェン氏は、「私の情報源によれば、サラーは長期契約を求めているようだ。若い選手は短期契約で価値を高めることを目指すが、年齢を重ねると安定を望むようになる。サラーは非常に健康で得点力も健在だが、5年契約のような長期を求めているなら、クラブが慎重になるのも理解できる」と述べ、契約交渉が停滞している背景について言及した。
11月24日のサウサンプトン戦(3-2)で2ゴールを挙げたサラーは試合後、「もう12月に近いのに、いまだにクラブからオファーを受け取っていない」と語った。そして、「現時点では、残る可能性よりも去る可能性の方が高い。私はこのクラブに長く在籍してきたが、このクラブのような場所は他にない。しかし、最終的な決定は私の手にあるものではない」とクラブへの深い愛着を示した。
この発言を受けて、オーウェン氏は「サラーが嘘をついているとは考えられない。もしこれが本当なら、クラブにとって非常に悪い状況だ」との見解を示した。
サラーは2022年の契約延長時にクラブ史上最高額の給与を得たが、現在の契約は2025年夏で満了する。このため、2024年1月から海外クラブとの事前契約が可能になる。リバプールがどのような決断を下すのか、注目が集まっている。
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