MF
デレ・アリ(イングランド)
2015-2022年まで在籍したトッテナム・ホットスパーでは181試合に出場51得点を挙げる活躍で一躍プレミアリーグのスター選手へと上り詰め、イングランド代表としても脚光を浴びたMFデレ・アリ。しかし、2019年に当時のマウリシオ・ポチェッティーノ監督(現アメリカ代表)が退団すると、2020年にはジョゼ・モウリーニョ監督(現フェネルバフチェ)との不仲がささやかれ、このあたりから一気に実力に陰りが見え始めた。2022-2024年まで在籍したエバートンでも輝きは取り戻せず、2022/23シーズンにはベシクタシュにローン移籍したがここでも輝けなかった。現在28歳とキャリア絶頂期を迎えていてもおかしくない年齢であり、今後の動向にも注目が集まっている。
フランシス・コクラン(フランス)
MFフランシス・コクランは、2008年アーセナルに加入し、2010/2011シーズンはロリアンに、2013/14シーズンはフライブルクにレンタル移籍。2014年には中盤の選手に故障者が続出していたアーセナルに呼び戻された。2018年バレンシアへ移籍。2020年にはビジャレアルへ移籍し、両チームを通じて100試合以上のラ・リーガ経験がある。最近では日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドの獲得候補としても報道された。
クリストフ・クラマー(ドイツ)
ドイツ代表として2014年W杯優勝メンバーでもあるMFクリストフ・クラマー。日本代表DF板倉滉も所属するボルシア・メンヒェングラートバッハでレンタル期間も含め10年間プレー後、2024年夏に退団した。バイエル・レバークーゼン、ボーフムなどの中堅チームを渡り歩いてきており、守備的MFとしての安定感と戦術理解力が評価されてきた。キャリアの大部分を過ごしたボルシアでは、ファンやチームメイトから愛される存在であった。
FW
ウィサム・ベン・イェデル(フランス)
モナコで日本代表FW南野拓実と共闘したことで、日本でもFWウィサム・ベン・イェデルの名前を聞いたことのあるファンは多いはずだ。2023/24シーズンを2位で終えCL出場権獲得したチームにおいて、20ゴールを記録した実力派だ。しかし、2024年11月12日に女性に対する性的暴行の罪で、執行猶予付きの禁錮2年を言い渡された。また、自身の妻に対する心理的暴力でも訴えられている上、2023年の別の女性レイプ疑惑もあり、獲得するクラブはないかもしれない。
エリック・マキシム・シュポ=モティング(カメルーン)
FWエリック・マキシム・シュポ=モティングは、2011年マインツへ加入し、1年目にチーム最多の10得点を挙げた。2017年にはストーク・シティに加入。2018年にPSGに加入したが、出場機会は限られ活躍できずに退団すると、2020年バイエルン・ミュンヘンへ加入。以降2シーズンは当時バイエルンのエースストライカーだったFWロベルト・レバンドフスキ(現バルセロナ)のバックアッパーだったが、2022/23シーズンにレバンドフスキが移籍すると、監督の信頼を掴み取り1トップに抜擢された。ユース時代はドイツ代表としてプレーしたが、A代表ではカメルーン代表でプレー。2022年W杯ではグループリーグ第2戦のセルビア代表戦(3-3)でチームを救う貴重な同点ゴールを挙げた。現在35歳だが、ベテランの経験を必要とするクラブにとって貴重な補強候補となる可能性が高い。
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