今季から指揮を執るエンツォ・マレスカ新監督のもとで、プレミアリーグ3位と躍進するチェルシー(イングランド1部)だが、フランス代表DFアクセル・ディサシやフランス代表DFブノワ・バディアシルが不調なこともあり、今後の移籍市場で守備強化に動くとみられている。
イギリス『Caughtoffside』によれば、チェルシーは今季限りでバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)と契約満了を迎えるドイツ代表DFヨナタン・ターとの契約に興味を示している模様。同選手はレバークーゼンからの契約延長オファーを拒否しており、来夏にフリーで退団する可能性が高いようだ。
ただ、ターにはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やニューカッスル・ユナイテッド(同1部)、トッテナム・ホットスパー(同1部)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)、ユベントス(イタリア1部)、レアル・マドリード(スペイン1部)などのクラブが目を光らせているという。
そこで、守備強化が必要だと考えるチェルシーは今後数週間から数ヶ月の間に争奪戦が激化するのを理解しており、フリー移籍に向けた海外クラブとの交渉が解禁となる来年1月1日からライバルクラブに先駆けて交渉を行いたいと考えているようだ。
ドイツ代表として33キャップを刻むターは、192cmの恵まれた体躯とパワー、スピードに長けたアスリート型のセンターバックで、2015年にハンブルガーSVからレバークーゼンに加入。昨季はブンデスリーガ31試合に出場して4ゴールを記録するなど、クラブのマイスタシャーレ獲得に大きく貢献していた。
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