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ラファエル・エリアスが京都残留へ「完全移籍移行で合意」4年半契約か

ラファエル・エリアス 写真:Getty Images

 元U20ブラジル代表FWラファエル・エリアスは、ブラジル1部クルゼイロから京都サンガへ期限付き移籍中。京都のJ1残留が確実になったこともあり、完全移籍移行に近づいているという。

 現在25歳の同選手は、2024年6月に半年間のレンタルにより京都へ加入すると、来日1年目から攻撃陣の主力選手として活躍。ここまでリーグ戦13試合の出場、10試合のスタメン出場で11ゴールを挙げ、チームをJ1残留へ導いている。

 そんなエリアスの去就を巡っては、ブラジルメディア『グローボ』は10月9日に買い取りオプションの設定額を250万ドル(約3億6000万円)と伝えた上で、「Jリーグはブラジル1部と同様、12月に全日程が終了する。したがってエリアスの去就について、すぐに決断が下されることはない。京都がJ1残留を果たすかどうかによって決まる」などと報じていた。

 すると、同メディアは11月13日になって「クルゼイロはエリアスを京都へ完全移籍移行により、売却することで合意」とリポート。これによると、京都はエリアスの保有権の50%を取得するほか、新たに4年半契約を結ぶとのこと。ただクルゼイロが依然として保有権の25%を維持するため、京都が同選手を他クラブへ放出する場合は、クルゼイロに移籍金の一部が支払われるという。

 エリアス本人は、9月15日放送の『KICK OFF! KANSAI』(MBS毎日放送)にVTR出演。「このクラブに自分が持っているブラジルのエネルギッシュな部分を少しでも伝えられたらと思っていた。京都の力になれて、とても嬉しく思う。できる限り長くここに残って、京都の力になりたい」と語っていた。

 チームメイトのFW原大智も「彼は日本語でコミュニケーションをとっている。一番盛り上げる選手でもある。『頑張ろう』とか、日本語を話してくれるし、勉強熱心な部分もある。みんなから信頼を得ている」と称賛しているだけに、京都にとって必要不可欠な戦力であることは間違いない。