元イタリア代表のFWマリオ・バロテッリが約4年ぶりにセリエAへ復帰し、ジェノアの一員として現地11月4日の日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマとの試合(0-1)に登場した。
バロテッリはトルコのアダナ・デミルスポルを契約満了で2024年に退団後、10月28日にジェノアと契約。降格圏からの脱出を目指すジェノアにおいて、豊富な経験と決定力を期待されて加入した。彼がセリエAで最後にプレーしたのは2019/20シーズンのブレシア・カルチョ(セリエB)時代であり、今回の復帰は大きな注目を集めていた。
しかし、復帰戦は波乱含みのものとなったバロテッリ。85分にFWジェフ・エカトールに代わって交代出場したが、出場からわずか5分後、90分を過ぎたアディショナルタイムにファウルを犯してイエローカードを受けた。“問題児”ぶりは健在であり、話題を提供する形となった。
バロテッリは、前所属のデミルスポルで2023/24シーズン後半のガズィアンテプ戦(1-6)でも、試合中にレッドカードを受けて退場し、大敗の原因となっていた。
今回の勝利でジェノアはリーグ最下位から17位に浮上し、チームの士気が高まる中、バロテッリの活躍に注目が集まる。次戦は現地11月7日にコモと対戦予定。復帰初戦で早速存在感を示したバロテッリがさらなる話題を提供するか、イタリアのみならず世界中のサッカーファンからの関心は高まっている。
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