理想の新監督とは
ー今夏のパリ五輪後に長年なでしこジャパンの監督を務めていた池田太氏が退任し、現状は佐々木則夫監督代行がチームを率いています。今後、新監督となる方に期待することはありますか?
「選手にはそれぞれ特性があると思うんですが、それを活かしてくれる監督が良いと思っています。やっぱり(指示された場所で)プレーをして、力が発揮できなかったらあまり意味が無いかなと感じますし、個々の選手の特性が活きるポジションで使ってくれる、そんな監督が良いと思いますね。なので、佐々木監督代行は昔からチームを見ていらっしゃいますし良いのではと思っています」
ー池田太前監督の退任については様々な意見があると思いますが、驚きましたか?
「そうですね。池田前監督が指揮を執っていた時も(チームは)良かったと感じていたので、その後に誰が監督を務めるのかなと思っていたら佐々木監督代行と聞いて『あ!そうなのか!』と驚きました(笑)」
ー佐々木監督代行は2011年女子W杯ドイツ大会で、なでしこジャパンを初優勝に導いた監督です。代行ではなく、そのまま新監督ということも期待しますか?
「それはすごく思いますね。やっぱり優勝を経験している監督はとても貴重だと思います。その経験を選手達にちゃんと伝えてくれるという点でも期待しています」
10月26日の『MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024』が2024年最後の公式試合となったなでしこジャパン。新たなチーム体制となる2025年には、どんな変革を起こしてくれるのか。多くのファンやサポーターもまた選手と共に変化しながら、日本の女子サッカーはこれからも留まることなく成長し続けるだろう。
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