
岡澤昂星(FC琉球)
J3のFC琉球で武者修行中のMF岡澤昂星。昨季は途中加入にも関わらず即スタメンに定着し18試合に出場した。今季もチームからの信頼は変わらず、ここまで33試合とほぼ全試合に出場。J2昇格プレーオフ圏から勝ち点3差の13位につけるチームで主力として存在感を放っている。
豊富な運動量を攻守で発揮。常にポジションを取り直してビルドアップの出口を作り、少ないタッチ数でパスを前線に送っては自身もそのまま攻撃に出ていくなどゲームを通して質の高いプレーを披露している。また、決定機を含めパスカットなどで相手のチャンスを潰す場面も多く、危機察知能力の高さも見せる。C大阪で比較対象となる選手では、今季の新戦力であり守備範囲の広さとセットプレーの場面では得点の期待も高いMF田中駿汰や、得点感覚にも優れた頼れるベテランMF奥埜博亮といずれも強力なライバルが揃う。岡澤にとっては、チームへ帰還することで出場機会を思うように得られない懸念ももちろんある。しかし、まだ21歳と若いことに加え、J3で見せる安定したプレーがJ1でどこまで通用するのかなど、楽しみが多い選手であることも事実。C大阪への帰還により、熾烈なポジション争いの中でさらなる成長が見込めることから、来季は所属元でピッチに立つ姿を見てみたい。

西川潤(いわきFC)
今季自身初となるJ2でプレーしているMF西川潤。2023シーズンまでは所属元のC大阪でも当時の期限付き移籍先サガン鳥栖でも出場機会は限定的だったが、今季はいわきFCで主力として34試合と多くの出場機会を得ている。いわきは昨年クラブ史上初のJ2挑戦となったが、結果は振るわず残留争いに巻き込まれるシーズンとなった。下位での着地にも関わらず選手たちの評価は高く、冬にはDF家泉怜依やMF宮本英治といった2022シーズンJ3優勝の立役者たちがチームを離れ、今季は苦戦も予想された。しかし、そんな中でも西川ら新戦力の働きは目覚しく、残念ながらプレーオフ進出の道は閉ざされたものの現時点で8位と大きく順位を上げた。
なかなかゴールやアシストといった表立っての数字には出てこないものの、持ち上がりから質の高いラストパスやクロス、カットインからのシュートなど持ち味を発揮している場面は多い。C大阪への帰還が叶えば、チームの体制も変わることから新たな価値を生み出してくれる可能性も感じさせる。過去には海外クラブからも注目を集めていた逸材なだけに、そろそろJ1の舞台で輝く姿を見たいものだ。
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