ブラジル1部サンパウロ所属DFイゴール・ビニシウスに、Jリーグ移籍の可能性が。2024シーズン終了後にオファーが届くと、ブラジル国内で報じられている。
現在27歳の同選手は、身長174cmで右利きのサイドバック。サントス、ポンチ・プレッタなどブラジル国内複数クラブを渡り歩く中、2020シーズンからサンパウロでプレーしている。
サンパウロでは、加入1年目こそリーグ戦14試合のスタメン出場にとどまり、2023シーズンには怪我により公式戦2試合の出場に終わったビニシウス。しかし今季はリーグ戦21試合で先発出場するなど、7月末から約1か月にわたり負傷離脱したにもかかわらず、右サイドバックでレギュラーを張っている。
サンパウロで序列アップの可能性もあるが、選手本人は10月24日に『グローボ』のインタビューで「僕はサンパウロというビッグクラブにいるし、ここで幸せ。だけど、海外でプレーする可能性は否定しないし、それが僕の夢なんだ。サンパウロにもっと長くいたいけど、これから様々なことが起こるだろうね」などと、海外移籍の可能性を示唆。「サンパウロとの契約は1年ちょっと残っているが、まだ連絡が取れていない」と、契約延長交渉が進んでいない現状を明かしている。
またサンパウロの移籍情報に精通しているジャーナリストのアレクサンダー・ビエイラ氏が26日に伝えたところによると、ビニシウスにはスペイン国内クラブやJ2リーグ所属クラブが関心を寄せているとのこと。両クラブともに2025年1月にオファーを提示する構えだが、サンパウロは同選手との契約延長に意欲的。ただ、同氏は獲得に興味を示しているクラブ名を明かしていない。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ビニシウスとサンパウロの契約期間は2025年12月まで。長期離脱後に復調の気配を見せている同選手に、どのJリーグクラブが熱視線を送っているのだろうか。
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