プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッドの高給取り選手ベスト10【2024/25】

アントニー 写真:Getty Images

5位:FWアントニー
10,400,000ポンド(約20億6千万円)

テン・ハフ監督政権下で最も高額な移籍をしたFWアントニー。2022年にアヤックスから8,600万ポンド(約170億5,371万円)で加入したブラジル人だが、プレミアリーグの水に慣れるのに苦戦。50試合以上に出場しているものの、得点はわずか数ゴールにとどまっている。ブラジルのスラム街からアヤックス、そしてユナイテッドへと3年で上り詰めたが、2023年8月4日に元恋人に対する暴力行為、DVが告発され問題となった。契約は2027年まで残っているが、移籍の噂が絶えない選手の1人でもある。


メイソン・マウント 写真:Getty Images

4位:MFメイソン・マウント
13,000,000ポンド(約25億7,586万円)

ユナイテッドは、チェルシーとの契約が残り1年しかなかったにも関わらず、2023年に6,000万ポンド(約119億円)でMFメイソン・マウントを獲得した。しかし、加入直後の2023/24シーズンの大部分を怪我で欠場したため、多額の資金を投入せずにフリーになるのを待った方が賢明だっただろう。チェルシー在籍時の2020/21シーズンCLでは、ポルトやレアル・マドリード相手にゴールを挙げて優勝に貢献しており、ユナイテッドの中心選手としての活躍が待たれている。


マーカス・ラッシュフォード 写真:Getty Images

2位タイ:FWマーカス・ラッシュフォード
15,600,000ポンド(約30億8,809万円)

7歳の時にユナイテッド・アカデミーに加入したFWマーカス・ラッシュフォードは、2018/19シーズンから背番号10を背負っている。ここ数年パフォーマンスに波があり批判にさらされてきたが、2023年に最新の契約を結び、2028年までユナイテッドに留まることとなった。イングランド代表でもユーロ2020やFIFAワールドカップカタール大会にも出場。クラブでは400試合以上に出場し、その間に130ゴール以上を記録しており、ユナイテッド一筋の選手生活を送っている。チーム不動のエースになるにはもう少し安定感を増す必要がありそうだ。


マンチェスター・ユナイテッド MFブルーノ・フェルナンデス 写真:Getty Images

2位:MFブルーノ・フェルナンデス
15,600,000ポンド(約30億8,809万円)

ポルトガル代表の中心選手でもあり、ユナイテッドのキャプテンであるMFブルーノ・フェルナンデス。2023年、テン・ハフ監督がマグワイアからキャプテンマークを剥奪した後、キャプテンに任命された。ここ数年低迷するチームの中で期待通りの活躍を見せた唯一の選手と言っても過言ではないだろう。しかし、厳しいUKメディアやユナイテッドOBからは度々、キャプテンに相応しくないと批判をされている。チームの成績向上がキャプテンとしての彼の評価を高めるのは間違いないだろう。2024/25シーズン中にクラブでの出場数が250試合を超える見込みで、2027年まで契約が残っている。


カゼミーロ 写真:Getty Images

1位:MFカゼミーロ
18,200,000ポンド(約36億円)

2022年にマドリードから鳴り物入りで加入した当時、ユナイテッドファンは誰もがMFカゼミーロの加入により、CLと国内タイトルを期待したに違いない。オールド・トラッフォードで最も高額な給与を受け取っているカゼミーロだが、ここ最近はその週給35万ポンド(約6,918万円)に見合った活躍はしていないと批判にさらされており、ガラタサライ(トルコ)への移籍が取り沙汰されるなど周辺は穏やかではない。マドリード時代に獲得したタイトル数は18にも及んでいるが、ユナイテッドでは2023/24シーズンのFAカップと2022/23シーズンのカラバオ・カップのみと寂しい結果に終わっている。32歳と選手としては難しい年齢に差し掛かっているかもしれないが、円熟味を増したプレーで、ユナイテッドに栄冠をもたらしてほしいものだ。

ページ 2 / 2

名前:Mount

趣味:お酒、電子音楽、サッカー観賞
好きなチーム:日本代表、ドイツ代表
欧州某国在住、ライター、編集者

筆者記事一覧