プレミアリーグのアーセナルは、現地時間10月27日のリバプールとの重要なリーグ戦を前に、複数の主要選手が怪我で離脱している状況に直面している。
まず、気になる日本代表DF冨安健洋は長期にわたって怪我に苦しんでいる。現地5日のサウサンプトン戦(3-1)で84分から途中出場し復帰したが、再び負傷してしまった。ミケル・アルテタ監督によれば復帰時期は未定だが、長期離脱にはならない見込みだという。冨安はこれまでも献身的にリハビリに取り組みその姿勢が高く評価されていたが、再度の怪我により回復後も再起には時間が必要だと予想されている。
FWブカヨ・サカも代表戦でハムストリングを負傷し、19日のボーンマス戦(0-2)を欠場。怪我は軽度とされ、アルテタ監督は「かなり回復している」と述べ、22日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のシャフタール・ドネツク戦(1-0)での復帰が期待されていたが間に合わなかった。サカのコンディションが整えば、リバプール戦での起用も視野に入るかもしれない。
キャプテンのMFマルティン・ウーデゴールは足首の靭帯損傷からの回復が予想よりも早く進んでいるが、ボーンマス戦には間に合わなかった。アルテタ監督は、今が彼のフィットネスにとって重要な時期だとし、リバプール戦か、30日カラバオカップのプレストン戦での復帰が現実的な目標と見ているようだ。
DFユリエン・ティンバーも慎重な復帰計画が進んでおり、CLシャフタール戦での復帰が期待されていたが間に合わなかった。クラブは彼の過去の怪我を考慮しながら調整を行っているとのこと。さらに、今2024/25シーズンから加入したDFリッカルド・カラフィオーリが、シャフタール戦で右膝を捻って負傷した。
トップ争いを続けるため選手たちの復帰が鍵となるが、怪我人の回復具合に注目が集まっている。
コメントランキング