2024年8月に浦和レッズの監督を解任されたペア・マティアス・ヘグモ氏。スウェーデン1部の複数クラブが新天地候補に挙がっていたが、ここに来て再び日本人選手を指導する可能性が浮上。スコットランド1部ハーツが同氏の招へいに向かっているという。
ヘグモ氏の去就を巡っては、スウェーデン紙『エクスプレッセン』が9月23日にスウェーデン1部BKヘッケン復帰の可能性を報じたが、同クラブはオランダ人指導者を招へい。スウェーデンメディア『svt』は10月9日、2025シーズンからスウェーデン1部ユールゴーデンを率いる可能性を伝えた。
そんななか、英公共放送『BBC』が11日に伝えたところによると、ハーツがヘグモ氏に監督就任オファーを提示。元ヴィッセル神戸所属のFW小田裕太郎を擁するハーツは、今季開幕戦でレンジャーズ相手に0-0と引き分けたものの、その後は公式戦7連敗。9月23日にスティーブン・ネイスミス監督を解任した後もリーグ戦で白星なしと、チーム状況は厳しいままだ。
同クラブはヘグモ氏の他にも数名の候補をリストアップしているが、浦和前指揮官をトップターゲットに掲げているとのこと。ノルウェー代表を率いた経験を高く評価しているという。
2023年までヘッケンでスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンらを指導していたヘグモ氏。翌2024年のJリーグ初挑戦では、シーズン序盤から苦戦を強いられると、夏の移籍ウィンドウでDF酒井宏樹、DFアレクサンダー・ショルツ、MF岩尾憲、MF伊藤敦樹、MFオラ・ソルバッケンが退団。結局、8月末にチームを離れたが、ファン・サポーターからは強化部の責任を問う声が挙がっている。
ハーツ新監督として、スコットランド1部の舞台に臨む可能性があるヘグモ氏。11月23日にはセルティック戦が組まれているだけに、FW古橋亨梧やFW前田大然、MF旗手怜央ら日本人選手と相対するかもしれない。
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